イッセイミヤケに所属し、94年よりクリエイティブディレクターにも就任していたnaoki takizawaが 2009年から三陽商会と共同開発で立ち上げたブランド。 シンプルながらも、普通じゃない、洗練されたデザインです。 思い切りのよい短丈で袖長めなシルエット。 袖や裾には細かくギャザーがはいっていたり、 変わったパターンメイキングによって丸みを帯びたシルエット。 あと個人的推しポイントは、シームレスなとこですね。 多くのダウンはボーダー状にだったり、ブロック状にだったり、縫い目がはいってますが、これはそれが無いタイプ。 なんだか、のっぺりした見た目なのに、ちゃんと中綿入りで膨らんでて、異質な感じ。 冬場にインナーとしても使いやすい厚さですが、 春秋あたりに是非とも主役で使って欲しい、 大人しそうに見えて、意外と主役を張れる、 そんな1着。 カラー : ブラック 素材 : 表地nylon100 中綿polyester100 裄丈　82 身幅　48 着丈　49

ato（アトウ）は1993年に設立された日本のブランド。 ブランドコンセプトに従い全てのアイテムを立体裁断で作っていたり、すべての服にパタンナーネームを付けていたり（今回の服だとkiyoshiyonenoさん）する、こだわりの強いブランドです。 今回のも非常に凝った1着で、 身頃はブラックのコットンスウェット、 袖やフードは、若干パープルのキャプラ、しかも少し中綿入り。 そしてフードにベロアのラインが入る、生地の切り替えデザインのセンスが光る1着です。 細かい部分のデザインも抜かりなく、 ダブルジップや、 ポケットや裾のなどのリブデザイン、 ボタンやドローコードの金具やririジップ、 などなど、良いディテール。 ブランドの狙い通り、10数年経った今でも色褪せることのなく、余裕で現役な良い服です。 スウェットだけど、モードな、 モードだけど、程よく気の抜けた、そんな感じ。 カラー : ブラック　暗いパープル 素材 : スウェット部分　cotton100 フードと袖　cupra100 肩幅　40.5 身幅　49 着丈　61 袖丈　62

緑と赤のチェック柄ニットに、可愛い鳥さんが3匹。 しかも、その鳥さんは、千鳥格子柄のニット。 足跡も刺繍で表現されています。 遊び心があって素敵ですね。 短丈幅広のスッキリ着やすいボックスシルエット。 ボタンは葉っぱが刻印された銀ボタン。 配色や刺繍、ボタンとかからして、チロル系な香りもしますね。 タグとかはないし、ハンドニットな雰囲気があるので真相は分かりませんがね。そういうところを想像して楽しむのも、古着の良さですな。 肩幅　42.5 身幅　51 着丈　57 袖丈　58

太い番手の糸を使った、ふわもこなアイルランドニット。 青と緑をベースに、赤白黒などが格子状に入っています。絶対に使いやすい配色です。 フロントにトグルボタンが使われているのが特徴的で、しかもなんか、両側にトグルボタンが付いた、変則的なやつ。（片方は飾りです） 短丈幅広なグッドシルエット。 普通に羽織りタイプじゃないとしても非常に優秀なニット。 これが羽織りにもなると、しかもトグルボタンだと、さらにレア度も魅力度アップですね。 素材 : wool100 肩幅　48 身幅　51 着丈　57 袖丈　53

コロンビアの名作、"powder keg" まぁ、コロンビアだから、とか、名作だから、とかそんなに興味は無いんですけど、 そんなの興味なくとも、 いいと思えるジャケット。 まぁ、だからこそ名作と言われるんでしょうね。 短丈で幅広なシルエット、生地の切り替え、ポケットデザイン、全てがハイレベルなクオリティ。 ジップを開けると見える生地やジップの引き手には、エメラルドグリーンが。 ラグランの肩の生地や、ポケットのマチ部分にはパープルが、さりげなく使われています。 バランス良い色の散りばめ方です。 これ系はデカすぎるサイズ感のが多いのですが、 こちらはユースLの素晴らしいサイズ感。 普通にメンズS〜Mのゴールデンサイズ。 ジャストサイズで着るにはもってこいの、個人的には素晴らしいサイズです。 90年代のものならまだしも、80年代のとなると一気に球数が少なくなります。 そして汚れや擦れなどもなく、最高なコンディション。 アウトドア系に手を出したことない人にも、是非オススメしたい1着です。 カラー : レッド　パープル　エメラルドグリーン 素材 : nylon100 裄丈　84.5 身幅　55 着丈　61 着用モデル　169cm

シルクブルゾンって、個人的になかなか良いと思えるものに出会えないんですけど、これはボーダーの配色が良さげですね。 また、かなり着られて洗濯されてきたであろうフェード感がまた良い味出してくれてます。その代わり所々に小さく穴あるんですけどね。まぁそこはご愛嬌で。 そしてシルクブルゾンで比翼仕様というのもまた洒落てますね。あまり見ないディテールです。 肩幅　55 身幅　62 袖丈　55 着丈　66

50〜60sのシンプルなグレーベージュのドリズラージャケット。 身幅広くて着丈短めのスッキリしたボックスシルエットで、汎用性高く渋い1着です。 スタンドカラー仕様にも出来るようになっております。シンプルながらも気が利いた良いディテールですね。 装飾的な派手さは無いシンプルなアイテムですが、がっつり古いアイテムならではのオーラが感じられます。 肩幅　46.5 身幅　55 着丈　60 袖丈　58.5

背面の豪華なチェーンステッチが最高な50〜60sのドラズラージャケット。 エアサービス、とか、飛行機の刺繍があるので、航空系の会社のでしょうね。 チェーンステッチ特有の雰囲気や立体感がビンテージ好きにはたまらない1着です。 スッキリした着丈のボックスシルエットで、 濃いめのベージュはどんなスタイリングでも合わせやすく、渋くまとまります。 肩幅　46.5 身幅　53 着丈　61 袖丈　59.5

80sのPVCフェイクレザー。 オールブラックで、ガバッと着てキマる1着。 ウエストがゴムでキュッてなってるし、内側にドローコードがあるので更に絞ることもできます。 ポケットはフラップ付き、そして比翼仕様。 ミニマルなスッキリした見た目にしてありますね。 オールブラックが際立つので良いデザインかと。 胸のハンドウォームポケットは、普通とは逆の向きについてます。なんでなんだろ。ポリスマンジャケットと同じ向きですね。 あくまで収納用のポケットのようです。 肩幅　59 身幅　54.5 着丈　85 袖丈　59

70sのレザー×ニットのハイネックジャケット。 少し赤みが強めなレンガ色で、 着丈短く袖はしっかりあるタイプ。 リブが効いてるので、内側に折り返して更にすっきりした着丈にするのもアリです。 程良くタイトで、多くの方にハマりそうなサイズ感。 これ系でハイネック仕様なのも珍しく、1枚でキマる優れ物です。 肩幅　42.5 身幅　47 着丈　62 袖丈　61

70sのレザー×ニットのハイネックジャケット。 70s好きなら好きであろうタイト感。 そして着丈の短さと袖の長さ。 あとは何より、このブルーグレーな色味がええですね。 これ系では珍しくニットが肉厚ですね。 もちろんここまでピチめじゃなくても、普通のサイズ感で着るのもええですよ。 着用モデル　175cm 肩幅　36.5 身幅　44 着丈　63 袖丈　71（リブ折り返し無し）

オールドギャップの中でも人気ある（らしい）シングルタイプのジップブルゾン。 の中でも更にウール、しかも白ネップ入りで良い表情、しかも裏地キルティングという珍しい一着。 oldGAPのは良いいなたさがあるよねってイメージですが、これに関してはシンプルに洗練されたカッコ良さがあります。 胸ポケにジップだったり、斜めのスラッシュポケット、サイドアジャスターなど、ビンテージのスポーツジャケットをデザインソースにしたようなデザインです。 背中のバックヨークも緩やかな線で、このジャケットに入っててもすんなり馴染んでます。 ギャップのタグ無しで写真だけみると、50sあたりのスポジャケかと思っちゃいそうな出立ち。 シンプルにめちゃくちゃカッコいいジップジャケットです。これでいてoldGAPというギャップも良きですね。 肩幅　42 身幅　52 着丈　73 袖丈　59

とんでもなくギラついたブルゾン。 見る角度や日の当たり方で色味とか変わり過ぎてキモいです。 よくある玉虫生地とはレベル違います。 んで100シルクです。 シャツジャケットのような感じですが、しっかりサイドポケットもあるので使い勝手も良さげです。 割と短丈なので写真のようにシャツでレイヤードなんかもやり易くて便利ですよ。 . . 着用モデル　177cm 肩幅　42.5 身幅　55 着丈　64 袖丈　59.5